出会いを「建てる」プロジェクト


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いま、べてぶくろが拠点としている要町1丁目の建物を改装して、自分たちの手で新しい価値を持った場をつくろうという活動がはじまっています。

その名も、べてるの家の出会いを建てるプロジェクト

協力をいただいているのは、早稲田大学建築学科教授の中谷礼仁先生と学生さんたちです。

 

詩をつくるように家を建てる



今回のプロジェクトのコンセプトは、「パタンランゲージ」という手法をつかって、みんなで言葉を紡ぎながら「詩をつくるように家を建てる」、です。

私たちは衣・食・住から本質的に疎外されている、と感じたことはないでしょうか。
かつては食べるものも、着るものも、住む家も自分たちの手でつくり、育て、守ってきた社会や時代があったと想像しますが、アダム・スミスが予言した通りに 高度に分業化されたいまの経済社会では、それぞれが完全な「商品」として流通しており、私たちの日常はそれらを貨幣で買うということしかできません。そし て、その貨幣を獲得するために日々奔走しているというのが、現代の私たちの姿です。
作物や衣類はがんばったらなんとか自足することはできるかもしれないと思えます。しかし、とくに家を建てるというのは、なかなかハードルが高そう、そんなイメージがあります。

そこで、いま取り組んでいるのが、パタンランゲージで建築するという方法です。
これは、これから当事者研究などのプログラムにも使えるかもしれない、とても興味深い考え方です。

それを簡単に説明すると以下のような事のようです。

クリストファー・アレクザンダー『パタン・ランゲージ(A Pattern Language)』(1977)
= 人間の環境活動にかかわるすぐれた類型(パタン)を、文章のようなリンク構造(ランゲージ)として提出し、それによっ て人間の空間(=家)をつくる試み。固定的な組み合わせによるデザイン論と安易に誤解されやすいが、実はきわめてアレゴリーにみちた構成言語。詩を作るよ うに家をつくることそのもの。(引用:https://rhenin.wordpress.com)

つまり、人にとって心地よいと感じるものには、すぐれた類型(パタン)があり、自分たちの手でそれらを言語のように組み合わせて、構成していくという試みです。

 

目標は夏頃の着工。ワークショップを重ね、言葉で建てる家


すでに、関連するプログラムやワークショップを複数回行っています。

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日暮里の谷中にある朝倉彫塑館を見学。使われているコンセプトや建物の優れている部分をみんなで共有。天井まで本棚がそびえる書斎、大きな石の周りを水が循環する中庭とそれを見下ろす素心の間、飛び石の先の茶室などなど、魅力的なポイントがたくさんありました。

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朝倉彫塑館の見学で得た言葉(「意味のある段差」「真空地帯」「毛深い壁」「エレガントな孤立」などなど)とそれぞれがいま住んでいる家の特徴をまとめて出し合っていきます。

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「勇気のいらない玄関」「重層的な庭」「裏表のない部屋」「お風呂のようにミーティングできる家」など、新しい言葉が生まれて追加されていきます。これらの言葉やコンセプトが言語のようにつながっていくと、自分たちがつくりたい家の「設計図」がおぼろげに見えてきます。とても自然に、かつ共和的に。

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次回は、3月8日に新宿区にある林芙美子記念館を見学する予定です。そこでも、また新しい類型(パタン)をたくさん発見できると思います。その様子や進捗をこのページで随時紹介していきます。

 

あたらしい場づくりを応援していただける方を募集しています


べてぶくろではいまこのプロジェクトに賛同していただける方を募集しています。
今年夏頃の着工を考えていますが、必要な工事費数十万円のうちまだ10%程度しか集まっていません(2015年2月現在)。

寄付としての参加、直接手伝うという参加の仕方などなど、形は問いません。
ぜひこの活動に参画していただいて、実際につくるところまで一緒に見届けていただけたらと思います。

応援よろしくお願いします。

▶︎ 寄付の仕方はこちらから