練馬 当事者研究カレッジ始動!

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6月21日、東京・練馬区の生涯学習センターにて、NPO法人ふらじゃいる(https://twitter.com/fragilenerima)主催の「当事者研究の研究」のワークショップが行われました。

今回は、向谷地宣明さん(べてぶくろ)と熊谷晋一郎さん(東大先端研)が当事者研究のコーディネーターをつとめました。

まず、向谷地さんと熊谷さんが当事者研究とは何か、最近の当事者研究の動向などを説明してくれました。

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そして今回、私たちはある実験的な試みをふらいじゃいると一緒に練馬で立ち上げようと思いました。

それは、「地域×当事者研究」です。

これまで、当事者研究は精神障害や発達障害などの障害分野で多く行われてきており、近年では教育や企業などでも試みられるケースがでてきました。そのなかで、いま「地域」というキーワードで当事者研究をするとどうなるかというテーマが関心を呼んでいます。

先行事例としては、浦河で行われている「浦河楽会」というイベントがあります。地域の「大黒座」という映画館を貸し切り、普段から当事者研究をしているべてるのメンバーやスタッフだけではなく、地元の魚屋さんがや浦河図書館の職員さんも一緒になって当事者研究の発表会を行います。また、たくさんのメンバーが町内のあちこちに住んでいるので、地元の自治会と共同で防災の研究を行い、防災の国際会議で発表を行ったりもしています。

練馬では、まずどんな「地域×当事者研究」を構想したらいいだろうか。

そこで、でてきたアイディアのひとつが「当事者研究カレッジ」です。

これは、アメリカやイギリスで盛んに行われている、リカバリーカレッジからヒントを得て、自分たちの手で活動のカリキュラムをつくって、行っていこうという企画です。

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まずは企画の第一歩として、参加者それぞれが自分の研究分野や専門分野を考え、自分が教えられること、知りたいこと、話を聞きたい地域で活動しているユニークな人などを持ち寄って、「練馬当事者研究カレッジ」のカリキュラムをつくってみようとしています。

会場でいくつかあがったテーマとしては、障害者の恋愛・結婚・子育て、いじめ問題、それからふらじゃいるとつながりのある農業などがありました。
いまは参加者から集めたアンケートを元に次回のカレッジの構想を練っているところです。

次回は9月13日にまた行う予定です。開催にあたっての詳細はまたご報告したいと思います。